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2022/08/26[ 看護科 ]

看護科校内実習 心肺蘇生トレーニング

看護科の生徒はこの1週間、施設実習へ出かけておりますが、実習を実施できなかった看護科生は本日、本校の実習施設で心肺蘇生トレーニングを行いました。

今回の実習は、心肺蘇生をモデルを使って実践的にトレーニングするというものでした。
このような実際にモデルを使っての実習は初めての経験で、始めに教員からどういったものであるかの説明を受けました。

このモデルはPCとリンクしており、心臓マッサージの力加減やテンポの遅速、人工呼吸での気道の確保ができているかなどがスクリーンに映し出され視覚的にもわかりやすくなります。

例えば、下の画像では「下向きの矢印」がスクリーンに出ておりますが、マッサージの際の押し込みが足りないことを示しています。
こういった視覚的サインを見ながら適切な心臓マッサージを体感的に身につけていきます。

このモデルは、行った心肺蘇生が適切であったかを得点で示してくれる機能があり、本日は4つのグループに分かれ、その得点を競い合いました。内容は5人1組で10分の心肺蘇生を行うというもの。

一人ひとりはまだまだ未熟な生徒たちです。チームワークやお互いの声かけが試される実習となりました。
マッサージをする人、回数を数える人、気道を確保する人、人工呼吸器を使う人など分担分けと声の掛け合いが大事になります。

実習の中で、

もう少し強く!」や「ゆっくり!落ち着いて!

など、声を出し合って適切な形で心臓マッサージを行えるようお互いに補い合いました。

最終的には一番効率よくチームワークを発揮することができたチームが96点という高得点を出し、優勝となりました。
2番目に上手くできたグループも95点という非常に良い得点で競い合うことができました。

10分間の心臓マッサージは非常に体力的に疲れたと思います。
看護科の生徒の皆さん、お疲れ様でした。

こうして少しずつ学びを得て、“将来の理想の看護師” へと近付いていってほしいと思います。

また、看護服を着ての実習の様子をホームページに載せたのは今回が初めてになります。
このように、毎日のように看護服に身を包み、修学舎の看護科生たちは着実に看護師になる準備を進めております。

【実習の様子を動画で見る】