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2023/04/28[ 高等学校 ]

慰霊の日 平和を願い、献花・黙祷

本校には やすらぎの像 という銅像がエントランスの前に設置してあります。
この像は、昭和20年4月30日の浜松大空襲で亡くなった本校生徒の霊を慰め、恒久平和を願う思いから建てられたものです。

そして本校では毎年4月30日を「慰霊の日」と定め、全教員・全生徒で献花と祈りを捧げています。
令和5年4月28日、今年もやすらぎの像への献花とともに黙祷を行いました。

同窓会会長、理事長、副理事長をはじめ職員と生徒会の生徒たちによる献花をしました。
最後に生徒会の代表が花束を手向け、その後、黙祷を捧げました。

昨年まではコロナウイルスの蔓延により行えなかった体育館での慰霊の日の集会を今年度は4年ぶりに行うことができました。
全校生徒が体育館へ集まり、本校が定める慰霊の日の意味やなぜ毎年このような行事が行われているかといった内容を同窓会会長様よりお話いただきました。

昭和20年4月30日、学徒動員された本校の14名の生徒たちが空襲により亡くなりました。

その当時のお話を慈愛に満ちた語り口で生徒たちに伝えていただきました。
最後には今を生きることの素晴らしさや大事さを説き、生徒の今後を励ます大変有り難いお話でした。

その話を受け、中学と高校の生徒会代表の生徒が、平和への願いをそれぞれ読み上げました。

そして全校生徒で黙祷を捧げ、慰霊の日の結びとしました。

今現在でも世界では、平和とは呼び難い状況の地域もあります。
本校生徒には、同じ浜松の地で亡くなった故人に思いを馳せながらも、平穏に暮らすことのできる日々に有り難みを感じつつ学校生活を大事に過ごしていってほしいと思います。

慰霊の日について詳しくはこちらをご覧ください。