2024/11/23[ 高等学校 ]
PTA・学校後援会主催 渡部陽一さん講演会『身近にある大切なもの』
本校では毎年PTA・学校後援会主催の芸術鑑賞会を行っておりますが、今年度は戦場カメラマン、フォトジャーナリスト、タレント等として活動されている渡部陽一さんをお招きして講演会を実施しました。
渡部さんが登場すると、テレビで見るような方が学校へ来てくださったことにとても感激した様子で生徒たちは大きな拍手で迎え入れました。
講演が始まると、渡部さんはゆっくりとわかりやすいトーンで身振り手振りを入れながらお話をしてくださりました。
講演は『身近にある大切なもの』というタイトルで、パキスタン出身のノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんの話から始まり、戦場カメラマンとしての体験を通じて、世界で起きている現実を伝えてくれました。
戦場では子どもが犠牲になっていることや戦場カメラマンとしての使命などについてお話ししていただき、最後には渡部さん流の英語上達方法も教えていただきました。
生徒たちは真剣に耳を傾け、一言一言に大きくうなずいたり、深く考え込んだりする姿が見られました。
また、終わりに生徒たちに温かいメッセージを贈ってくださいました。
「今、自分が楽しいと思うことを、1週間のうち少しでもいいので挑戦してみてください。それが未来で世界とつながる大切なきっかけになるかもしれません。」
このメッセージを通して、生徒たちは平和の中で好きなことに打ち込める有り難みを改めて感じ、戦争について考える視点をより一層深めることができました。
最後に生徒会長からお礼の言葉と花束を贈呈し、講演会は終了しました。
渡部さんの講演は、生徒たちにとって貴重な学びの時間となり、世界と平和について考えるきっかけを与えてくれました。
お忙しい中、生徒たちの大変ためになるお話をしていただき誠にありがとうございました。