2024/10/27[ 高等学校 ]
高校2年生 関西・九州方面へ修学旅行!
10月8日から11日まで、高校2年生は関西・九州への修学旅行に出かけました。
生徒たちはこの4日間、さまざまな場所を訪れ、普段はできない多様な体験を通して新しい学びを深めました。
初日、浜松から出発し、関西地区でのコース別研修が行われました。
特別進学コースと進学コースの生徒たちは、大阪のなんば花月での鑑賞やなんば周辺の散策を楽しみ、都市の活気を肌で感じることができました。
ビジネスキャリアコースの生徒は大阪城や海遊館を訪れ、歴史と自然の両面に触れました。
また、看護科の生徒は医療教育施設であるニプロiMEPを訪問し、医療現場での最新技術に触れる貴重な機会を得ました。
その後は、大阪から福岡県泉大津までフェリーに乗り、そのまま船中泊。
夜の船旅を体験し、船上での宿泊という特別な思い出を作りました。
2日目は、長崎で平和学習を行いました。原爆落下中心地や原爆資料館を訪問し、被爆した物や当時の人々の写真を通じて、戦争と核兵器の恐ろしさを改めて実感しました。
生徒たちは、平和への願いを込めて折り上げた千羽鶴の奉納も行いました。
一羽一羽に込められた祈りが重なり、色とりどりの千羽鶴が静かにたたずむ姿に、生徒たちの表情も引き締まりました。
長崎での平和学習の後、生徒たちはハウステンボスを訪れ、異国文化の美しさと多様性を存分に味わいました。
ハウステンボスはまるでオランダの街並みをそのまま移したかのような風景が広がり、風車や花畑、運河が織りなす景色に生徒たちの心も踊りました。
園内では、クラスや班ごとに計画を立て、街並みの中で記念写真を撮ったり、人気のアトラクションを楽しんだりと、思い思いに異国情緒あふれる体験を堪能しました。
日が沈んだ後は、ライトアップされた美しい街並みや花畑を散策し、まるでヨーロッパに訪れたかのような非日常のひとときを更に満喫できました。
3日目はクラスごとに分かれての研修が行われ、九十九島パールシーリゾートやフォレストアドベンチャー久山、海の中道公園などでさまざまなアクティビティを楽しみました。
青空の下、自然の中で体を動かしながら、仲間と共に貴重な思い出を作りました。
この日の宿泊は福岡のヒルトンシーホークホテルで、夜も友人たちと過ごしながら旅の思い出を語り合いました。
最終日、来年受験生になることも意識しながら、福岡の太宰府天満宮に参拝を行いました。
学問の神様に祈りを捧げ、受験への意識を高める機会となりました。
参拝を終えた後は、太宰府の参道をゆっくりと散策しながら、お土産を買ったり、地元で人気のスイーツを楽しんだりと、最後の観光を堪能しました。
その後、新幹線で浜松へ戻り、修学旅行の全日程が無事に終了しました。
生徒たちからは、
「フェリーでの宿泊は楽しみと同時に揺れの不安もありましたが、実際に寝るときや歩くときに船の傾きを感じ、初めての体験に驚きました」
「グラバー園やハウステンボスでの班行動は時間があっという間かと思っていたけれど、意外と余裕があり、写真をたくさん撮りながら仲間とより親しくなれました」
など、多くの感想が寄せられました。
修学旅行中には数多くの写真を撮り、普段の学校生活では味わえない楽しい瞬間を記録し、思い出に残すことができました。
あっという間の4日間でしたが、クラスメイトとの絆がさらに深まり、一生の宝物となる思い出を残すことができた修学旅行となりました。