2022/03/31[ スマ本生活 ]
スマホより本を読む生活へ vol.4
今回紹介する本はこちら。
「 蜜蜂と遠雷 」
この本はピアノコンクールに挑戦する4人が主人公であり、それぞれの想いやコンクールまでの背景が描かれている作品です。
第一印象はそう、とにかく長い。見たことないですが、300万円分くらいの本の分厚さです。
主人公たちの葛藤や挑戦に胸が熱くなるシーンも魅力的ですが、
この本のすごさは
曖昧だけど鮮明に音楽が聞こえてくる。
そんな感じです。
バッハもベートーヴェンもチャイコフスキーも知りません。
クラシックなんて聞いたこともありません。
しかし言葉の表現ひとつひとつが音になって、想像する情景がメロディとなって
知りもしない音楽が聞こえてきます。
「四月は君の嘘」という漫画をご存じですか?
その漫画も絵の表現力で音を想像させてくれます。
この本はその本の小説版のようなものです。
ぜひ一度読んでみてください。