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2023/01/24[ 高等学校 ]

GSPのメイン講師が来校してくださいました

1月24日にGSP(Global Studies Program)でメインのメンター(講師)を務めていただいているアラン・トダ・アンバラス先生が来校されました。
普段、画面を通して関わっている海外の先生と実際に会って話を聞いたり、生徒たちが自発的に話すことで英語学習への意欲を高めることを目的にお越しいただきました。

GSPを受講している夢みらい科 進学コースの生徒と看護科の生徒を対象に音楽ホールで講演会を開催。

はじめに挨拶を終えると、今年度行なったGSPの授業のおさらいとして、どんな内容だったか、どんな学びがあったかなどを英語で尋ねました。
アラン先生がかもす楽しい雰囲気の中、今年度の学びを思い出し、それを英語で発表していきました。

その後、アラン先生から問いかけがされました。

Are you an artist?

実はアラン先生は、国際的に活動しているチェリストでもあり、「アーティストとはどんな人だろうか?」ということをテーマに生徒たちにメッセージを伝えたくて話をしに来てくださったのです。

生徒からは、

I’m an artist, because I do trampoline!(トランポリンをやっている自分はアーティストだと思います)

I can’t draw or play instruments, so I am not an artist. (絵を描いたり楽器を演奏したりができないから自分はアーティストではありません)

などが挙がり、自分の思いを自分なりに英語にしてアラン先生に伝えました。

また、ある生徒は、

My sonzai(存在) is an artist!(私の存在自体がアーティストです)

と発言し、アラン先生はとても感激した様子でこう言いました。

You don’t need an instrument to be an artist. It’s the expression and communication. Communication, how you show who you are to other people, how you express your ideas, your identity, your feelings to other people. That is art. And I think it’s important. No matter what bunya(分野), no matter what shokugyo(職業), no matter what you do.

そしてチェロを手に取り、2曲演奏を披露してくださいました。
非常に綺麗な音色と表現力の高さに会場全体がアラン先生に見入っていました。

「チェロを上手く弾けるからアーティスト」という訳ではなく、「4歳から20年以上チェロを続けてきた、そんな自分を表現できるからこそアーティスト」である。それは誰しもに言えることだ。

そのようなことを実際の演奏を通して生徒に伝えてくれました。

生徒たちもアラン先生の話と演奏を聞き、自分を表現できるよう様々なことに一生懸命になってほしいというアラン先生の思いをちゃんと感じ取ることができたかと思います。

アラン先生、この度はご来校いただきまして誠にありがとうございました。
次回は画面越しになるかと思いますが、今後も修学舎の生徒に多くの学びをもたらしていただければ幸いです。

【以前のGSPの様子を見る】

GSPはJAAC(日米学術センター)様のご協力のもと、行われています。
JAACの職員の方々、オンラインで繋いぐ各国のチューターの皆様、いつも本当にありがとうございます。