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2023/12/22[ 交通安全 ]

交通安全委員の取り組み【自転車安全講習】in遠鉄自動車学校

12月21日(木)、遠鉄自動車学校にて開催された「自転車安全講習」に本校の生徒43名が参加をしました。43名のうち中学高校の交通安全委員を中心とした参加となりました。 本校北側駐車場から遠鉄自動車学校様のバスに乗って、現地に向かい、まずは開校式を校舎の中で受けました。

浜松東警察署 地域交通官の新貝様と遠鉄自動車学校 管理者の仁尾様からお言葉をいただき、生徒は重みのある一言一言に耳を傾け真剣に話を聞いていました。

その後、本日講習を担当してくださる講師の紹介を受け、実地講習に移りました。講習場所まで移動し、2班に分かれてそれぞれ別の講習を受講、生徒たちは実際の自動車学校の教官から受ける説明に興味を示していました。

前半の班は実際に自転車に乗り、カラーコーンをジグザグに走行する体験をしました。ただ走行するだけではなく、傘差し運転と片手スマホ運転を行いながらの走行を体験し、生徒は片手運転の危険性を体感することができました。

生徒の大半は本校に自転車で通学しており、いかに片手だけの運転が注意散漫になっているかということに気付かされると同時に、歩行者にとっても危ないということを再認識する良い機会となりました。

後半の班は車と自転車それぞれに乗り、両者の目線から「死角」について実際に説明を受けながら確認しました。生徒の中には高校3年生で現在、自動車学校に通学している者もいます。車を実際に運転する立場としてその危険性を感じる良い機会となりました。

また、中学生・高校1年,2年生にとっても数年後には自らが運転する立場として車の目線だといかに自転車の存在が危険であり、且つ車・自転車両者の目線からの死角が、改めて冷静に見ると大きな事故につながることを認識する良い機会となりました。

前半後半が入れ替わり、その後、次の安全講話を受けに校舎へ戻りました。

校舎に戻った生徒は安全講話を受けました。体感した実地講習をもとに、道路交通法の改正やヘルメットの着用努力義務について、説明を受けました。

講話の後半には○×クイズもあり、実際の学科試験や仮免許試験時に出題される内容が問題となっていました。生徒は与えられた解答群から思い思いの回答を挙手して意思表示をし、正答した際は喜びの声をあげていました。

安全講習のあとは閉校式という形で、浜松東警察署の落合様より総括をいただきました。ヘルメットの重要性、そして学んだことを伝える大切さなどの話をいただき、生徒は本講習で学んだことを回顧しながら耳を傾けていました。

本講習を通して、まずは自らが体感しなければわからないことも多いということを学び、講話でもなかなか学校では学ぶことができない知識を習得することができました。

次に交通安全委員として「伝える」立場でもあるという自覚を持って友人や家族に話をする必要があるということを改めて考える良い機会となりました。また、定期的に実施している一斉街頭交通安全指導でも声をかけて注意する大切さを再認識することができました。

講習を受けた生徒たちは遠鉄自動車学校様の送迎にて帰校、早速自転車で帰宅する際に体得したことを意識しながら解散しました。

本校は今年の4月に「高校生自転車マナーアップモデル校」として浜松東警察署から認定をいただき、登下校時の自転車マナーの指導に力を入れてきました。
また、これまでに3回の一斉街頭交通安全指導を実施、交通安全委員と生徒指導課の教員が学校周辺の街頭に立ち、注意喚起を行っています。

今回、自転車安全講習という貴重な機会を設けてくださいました遠鉄自動車学校様・浜松東警察署様、ありがとうございました。

今後はヘルメットの着用義務についての検討も含め、より自転車による事故を減らすための指導とマナー改善に力を入れていきたいと思います。

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