2023/12/26[ 部活動 ]
令和5年度 静岡県高等学校総合文化祭 郷土芸能部門 第28回文化祭 優秀賞
12月22日、島田市にある島田市民総合施設 プラザおおるりにて開催された令和5年度 静岡県高等学校総合文化祭 郷土芸能部門 第28回文化祭 に本校郷土芸能部が出場しました。
文化部のインターハイと呼ばれており、全国高等学校総合文化祭の予選を兼ねている静岡県大会になります。
〇出演生徒
児玉 隼佑 高梨 陽芽 北村 和冴 竹迫 琉翔 深田 拓未 竹村 琉維 渡辺 謹瑞 小林 愛菜 秦名珀斗
鈴木 佑望 村岡 琴音 清水 もも 伊藤 那優 石野 結愛 大村 結菜 山下 華世 澤入天里
〇顧問・指導者
上田 千尋 小野寺隆弘 工藤 智史 松浦 駿 松下 宗聖 畠山杏香音
本大会で披露した演奏した曲目は「合戦(かっせん)」、演目の紹介は以下の通りです。
【演目紹介】
元亀3年12月、武田信玄と徳川家康による三方ヶ原の戦いで多くの犠牲者が出ました。浜松には彼らの魂を鎮めるために始まった「遠州大念仏」が約450年後の現在まで伝わっています。激しい戦いの勇ましさや残酷さ、戦いの後の悲しさや切なさ、平和な未来への希望などを和太鼓で表現します。
全国大会進出をかけた本大会は、緊張と不安が入り混じりながらも心を一つに円陣を組み、気合を入れました。直前まで出場生徒の精査を綿密に行い、出場メンバーが確定後、事前のリハーサルでは立ち位置や動きの確認を行いました。
いざ本番!荒々しく、息とリズムの整った正確な拍子で太鼓を打ち続ける序盤から始まり、段々とリズムアップしていく構成は素晴らしい表現力でした。
中盤から小太鼓とチャッパの調和のとれた演奏に加え、体全身を使うことで合戦の激しさとその後の儚さなどを上手く体現し、その圧巻さをみせることができました。
全体の構成として、小大・動静・強弱が非常に上手く表現されており、初めから最後まで見ていて心打たれる演奏ばかりでした。太鼓一打一打に魂が込められている姿はまさに「鳴響」の一言です。
審査基準は5つ↓
① 態度・姿勢・衣装(心組み) ② 演奏技術 ③ 作品構想とその音楽表現 ④ チームワーク ⑤ 上演時間
結果は優秀賞!惜しくも全国大会進出の権利を得られる最優秀賞まであと一歩。ですが、体調不良者やメンバーの入れ替えなど不測の事態に見舞われた本大会、出場したメンバー全員が全力で臨み、難を乗り越えることができました。出場メンバーの中には進路が決まった3年生も出場をしており、本大会が最後のパフォーマンスとなりました。
今後は2年生の部長に代替わりし、2年生・1年生で部活動を行なっていきます。4月の新入生入部を見据え、一意専心精進していきたいと思います。
2023年の1年間は顧問と副顧問が変わり、新体制の中、地域のイベントから大会まで多岐にわたる活動を精力的に行なってきました。まさに飛躍の年と言えますが、2024年は昇竜の如く更に飛躍できる年になるよう、日々の練習を大切にしてきたいと思います。年々技術力やパフォーマンス力が上がっている郷土芸能部の応援を、今後とも宜しくお願い致します!
なお、本大会の演奏動画は郷土芸能部のYouTubeにアップしてあります。以下からアクセスし、是非ご鑑賞ください。
郷土芸能部の活動の様子は、専用のYouTubeチャンネルに投稿しています。よろしければ他にもご覧ください。