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2022/04/18[ 高等学校 ]

看護科 三ケ日青年の家で宿泊研修を行いました

4月15、16日の2日間にかけて看護科の生徒が三ケ日青年の家で1泊2日の宿泊訓練を行いました。
新学期が始まって早い段階で寝食を共にすることで交友関係を深め、集団行動の意識付けを図るために泊まりの研修を実施しました。

1日目のメインのイベントはウォーキング。グループに分かれ、行き帰り合わせて10kmほどの距離を歩きました。

看護科のウォーキングはただ歩いて帰ってくるだけではありません。
開始前に、

行って戻ってくる間、見たり聞いたり触ったり匂いを嗅いだりなど、五感を使って感じたことを覚えてきてください

とウォーキングをするにあたってのお題が言い渡されました。
そしてそのことがある目的に繋がることも強調しました。それは、看護の現場では、傷病者を視認し、状況を聞き、触診し、息を嗅いで状態を把握するなど、五感をフルに使って仕事をこなしていく必要があるということです。

ウォーキングを行うことで、看護の学びに繋がるという目的をはっきりさせてからスタートしました。

戻ってきたら各グループで五感で感じたことを付箋を使って示し、発表しました。
同じような気付きがあった場合も表現を変えたり、自分なりの意見を付け加えたりするなどして、どのグループも創意工夫を凝らして発表することができました。

2日目は天気にも恵まれ、カッター訓練を行うことができました。
最初はなかなか揃わなかったオールも戻ってくる頃には息がぴったりと合うようになっていました。

カッター訓練後には食事をし、所員の方にお礼を述べて看護科60人で過ごす2日間が終わりました。
誰に言われずとも10分前行動ができていたり、お互いに労わり合いながら過ごすことができたのはさすが看護を志す生徒です。
そんな仲間たちと学校では決してできない学びを得ることができました。

この2日間で培った友情を基にこれからもお互いに切磋琢磨しながら看護の道を歩んでいってください!